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 【タイ・シンガポール・香港】日本のサブカルチャーはアジアでどう受け入れられているのか?

アジアクリックの特派員、タイのエーさん、香港のしおり(マギー)、

シンガポールのロジャーが各国で流行している日本のサブカルチャーとその傾向について自身の趣味も交えつつ、

対談しました。

(3人の対談のまとめは最後にあります!)

 

エー:タイで一番流行っている日本のサブカルチャーはなんといっても、アニメや漫画です。

僕も日本のアニメと漫画で育ってきたようなものです。

子供の頃はテレビで放送されていたドラえもんを毎週楽しみにしていました。

ドラえもんを知らないタイ人がいないと言えるほど大人気です。

それから、ドラコンボール、聖闘士星矢、セーラームーン、スラムダングなど、次々のヒット作品がありました。

今一番人気なのはONE PIECEと進撃の巨人かな。

あと、となりのトトロや千と千尋の神隠しなどのジブリのアニメも大人気です。香港とシンガポールはどうですか?

 

しおり:日本の文化はどこでも人気ですよね。香港にも大人気だと思いますよ。

日本が好きな香港人はいつもアニメや漫画を読んだり、JPOPを聞いたり…。

最近では日本の映画を香港で公開する際、香港に上映プレミア会を開くこともあります。

その際は、映画券を買って、お目当ての女優・俳優に会いに行こうとします。

女優・俳優だけではなく、日本のシンガーやバンドも香港に来ることが多くなりました。

また、香港人が好きなアニメや漫画はタイ人と傾向が似ていますね。

たとえば、ワンピースと進撃の巨人。

進撃の巨人の映画も香港に公開されて、話題になっていましたよ!

 

ロジャー:シンガポールも昔からアニメがテレビで放送していたので、日本は身近な存在です。

もちろん、ローカリゼーションで英語と中国語に通訳されていました。

昔はタイと同じで、ドラえもんやセーラームーンやポケモンが大人気で、

今はポケモンやバンガードや妖怪ウォッチといったアニメが人気です。

もちろん、世界的に人気なONE PIECEと進撃の巨人も人気があり、大人も夢中です!

タイと香港と異なるかもしれない点は、アニメの影響で、シンガポールでは毎年アニメに関するイベントが開催されています。

最大のイベントは、年末のAFA (Anime Festival Asia)。

ここでは、アニメグッズの商売と宣伝だけではなく、

有名なアニメの声優、アニメテーマソングの歌手も招待して、コンサートも開催されます。

 

しおり:やはり日本アニメ文化は昔から現在に至るまで世界中でも大人気ですね。

最近香港では昔のアニメも再び人気になっています。

たとえば、セーラームーンですね。

セーラームーンは香港テレビで再放送されています。

その影響でグッズもとても人気です。

そして、日本へ旅行するときも必ずセーラームーンなどの日本でしか買えないアニメグッズを買います。

あと、香港でもアニメイベントもやっていますよ!

たとえば、Comic World Hong Kong Rainbow Gala、夏祭、秋祭などです。

会場にはコスプレイヤーが多く来場していて、グッズ販売もあります。

アニメ文化が好きな香港人にはとても人気があるイベントです。

ちょっと前には香港では刀剣乱舞というゲームが流行っていて、刀剣乱舞カフェなんていうのもありましたよ。

シンガポールとタイはこういったアニメカフェはありますか?

 

エー:タイではキティカフェ以外はそのようなアニメカフェやイベントはあまり聞きませんね…。

メイドカフェはありますが、高くて若者はとても入れない値段です。

あと、しおりさんが刀剣乱舞のことを話していて気づきましたが、ゲームも一つの日本のサブカルチャーと言えますね。

タイでは日本のゲーム機も昔から今日まで変わらず人気で、

任天堂のファミコンの時代から今のソニーのプレーステーション4まですごく売れています。

人気のゲームやソフトは変わっていきますが、

スーパーマリオ、ウイニングイレブン、ファイナルファンタジーなどはタイ人のゲーマーはほとんど知っていますよ。

今はパソコンゲームと携帯ゲームアプリに変わって、ゲーム機を買う人は少なくなっていますが、

そんな人気なゲームもゲームアプリとして次々と登場していますよね。

 

しおり:私はあまりゲームをやっていませんけど、昔はよくスーパーマリオをやっていましたよ。

なんか懐かしいですね。

ロジャーさんとエーさんは何のゲームをやっていましたか?笑

 

エー:昔はよくやっていたましたが、今は時間があまりないので、移動中にスマホゲームをしています。

でも、タイの渋滞がひどいせいか、移動中だけでもレベルがかなり上がってしまいました。笑

 

ロジャー:スーパーマリオ、やりました!(笑)

シンガポールではPCゲーム、ゲーム機、携帯ゲームは人気ですよ。

世界舞台で活躍しているプロゲーマーから、電車で携帯ゲームに夢中なOLまで、

本当に沢山のシンガポール人がゲームをしていますが、私が一番好きなゲームはファイナルファンタジー(FF)シリーズです。

FFの影響でJRPGがシンガポールに人気になって、ゲームの物語性も高くなりました。

こうした背景もあり、シンガポールではゲームイベントもよくあります。ゲーム機とボードゲームカフェも人気です。

(テーマカフェはあまりありませんが…。)

ゲームはシンガポールで認められた業界ですよ。

若いCGデザイナーとかプログラマー達は日本の会社に憧れています。

しおりさんはゲームをあまりしないようですが、J-POPをよく聞くそうですね?

 

しおり:音楽は好きだから、いつも日本の歌を聞いていますよ。

色々な歌を聞いていますが、好きなグループなら、断然嵐とモーニング娘。です。

他のアーティストならたとえば西野カナ、いきものかがり、MISIAなど。

エーさんは?

 

エー:僕も日本の音楽が好きです。

日本語が勉強したいと思い聞き始めたのがきっかけで、X-JAPANから開始しました。

ジャンルでいうと、J-ROCKが好きかな。X-JAPAN、LUNA SEA、l’arc-en-ciel。

最近なら ONE OK ROCK、これらのバンドはタイでコンサートもやったことがあって、僕は全部行きました!笑

J-POPは個人的にSalyuが好きですが、

タイで人気なのは宇多田ヒカル、嵐やKAT-TUNなどのジャニーズJrの男子アイドルグループ、そしてAKB48です。

 

しおり:コンサートまで参戦されているのはすごいですね!

タイには日本のアーティストはよく来きますか?

 

エー:うーん、すごく有名なアーティストは年に1−2回くらいかな。

来年の1月にONE OK ROCKがタイでの2回目のコンサートをやる予定で、僕も行きます。 笑

香港ではよく日本のアーティストのコンサートはありますか?

 

しおり:香港も来年1月One OK Rockのコンサートがあります。

あと、安室奈美恵さんも香港コンサートの予定があります。

日本アーティストのコンサートはあまりないけれど、最近よく日本アーティストのコンサートの中継がありますよ。

 

ロジャー:シンガポールももうすぐONE OK ROCKのコンサートが開催されます!楽しみです!

日本アーティストのコンサートの中継はシンガポールもありますね。

ただ、シンガポールでは中継より、イベントが多いです!

一年で何回か邦楽コンサートが開催されています。(先のAFAイベントにも含めます)

シンガポール人に人気のアーティストはタイと香港とほとんど変わってないで、

LUNA SEA、ONE OK ROCK、X JAPAN、宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、BoA、L’arc~en~Ciel、シド、KARA、EXILE、嵐、Kinki Kidsなど。

 

エー:やはり日本の音楽はアジアでまだまだ人気がありますよね。

日本のエンターテイメントといえば、映画とドラマも話さないと。

タイではもちろん一番人気はハリウッド映画ですが、日本映画もサブカルチャーとしてファンもかなり多いです。

特に怖い話が大好きなタイ人は「呪怨」などのJ-Horrorが大人気です。

あと、「るろうに剣心」や「進撃の巨人」など漫画から映画化された作品も人気です。

ドラマは韓国ドラマも大人気ですが、日本ドラマも毎週放映されているチャネルがあるので、人気です。

「龍馬伝」などの時代劇もやっていて話題になったし、あと、「半沢直樹」も大人気でした。

タイで人気な俳優は木村拓哉さん、綾瀬はるかさんとかかな。

タイのアジアエンターテイメント歴史は、20年前には香港の映画やドラマが一番で日本が2番目人気でした。

今一番は何と言っても韓国で、2番は日本です。

1番になれませんが、安定感があり、いつの時代でもファンがあるということ、

それは日本エンターテイメントの凄さだと僕が思いますね。

 

ロジャー:それは重要なポイントだと思います。

確かに、今に至るまで日本のエンターテイメントは独自性があります。

25年前シンガポールでは日本のエンタメブームでしたが、今でもシンガポールにファンが沢山いるって、本当に素晴らしいことと思います。

タイとちょっと違うのは、日本の映画より、ドラマの方が流行っています。

勿論、世界的にも話題でエーさんも仰っていた「るろうに剣心」と「進撃の巨人」は人気でした。

しかし、それ以上に「半沢直樹」、「プロポーズ大作戦」、「1リットルの涙」などドラマがシンガポールで話題になった時期もありましたね。

「古っ!」と言われるかもしれませんが、私はまだ落語を中心してるドラマ「タイガー・アンド・ドラゴン」が好きですね。

 

エー:シンガポールで人気な日本俳優は誰ですか?そしてロジャーさん自身の好きな俳優はいますか?」

 

ロジャー:そうですね。今人気があるのは新垣結衣、堺雅人、佐藤健、長澤まさみ、山下智久、嵐のメンバーなどですね。

個人的に好きな俳優は、香川照之さんですね。

確かな演技力と、特に悪役をやるとき、役を演じる上で何か「新鮮」な感じがあります。

エーさんとしおりさんは?

 

エー:香川照之さん、いいですね。

個人的に私は堺雅人、綾野剛、宮崎あおい、蒼井優、二階堂ふみ、吉高由里子が好きでどんな映画に出ても、まず見たいと思いますね。

あ、好きな女優は多すぎかな 笑

しおりさんは?

 

しおり:エーさん、わたしも宮崎あおいと吉高由里子が好きですよ♪

好きなドラマといえば、宮崎さんの篤姫、吉高さんの花子とアン。

わたしは一番好きなのは大奥ドラマシリーズとその映画、JIN仁です。

来年もなんと11年ぶり大奥ドラマを放送の予定です。

これはとても楽しみです 笑。

もちろん他のドラマもいいと思っていますよ。

たとえば、香港でも半沢直樹はすごい人気でした。

 

エー:しおりさんは時代劇のドラマがお好きなようですね~。

香港ではよく映画館で日本映画を上映したりしていますか?

 

しおり:わたしは歴史ものが一番好きですから、時代劇を見ると心が落ち着きます。

香港では日本映画を上映していますけど、台湾より少ないと思います。

上映される映画はいつも大物俳優が出演しているものです。

 

エー:そうですか、みなさんと話してやっぱり日本のエンターテイメントはすごいと改めて実感しました。

今度はまたアジアの色々な事を話しましょう。

 

 

 

ありがとうございました!3人とも日本人の私よりも日本のエンターテイメントに詳しくて、びっくりしました。笑
まとめと致しましては、嬉しいことにタイ、シンガポール、香港ではこの20年間日本のサブカルチャーは日本の外のアジア諸国でも安定した人気を誇ってきました。

3カ国において人気のあるアニメ・映画・ドラマ・俳優・女優にそこまで差異はないものの、

サブカルチャーの副次的な楽しみ方、いわゆる「メディア・フランチャイズ」(日本でいうメディア・ミックス)の形態が各国によって異なる点と、

そして、新たな日本のサブカルチャーとしてゲーム産業の勢いも見逃せません。

故に、世界に通ずる日本のエンターテイメント、一方で各国に適した日本のエンターテイメントの楽しみ方を提案する必要性があるのではないでしょうか。

当社では、Facebook運用代行を中心とした訪日・現地PR、現地調査、現地営業代行で日本の皆様がアジアを知り、アジアと繋がり、アジアでうまく行くお手伝いをさせていただきます。アジア市場のビジネスはお気軽にご相談下さい。info@asiaclick.jp

 

エー:タイで一番流行っている日本のサブカルチャーはなんといっても、アニメや漫画です。僕も日本のアニメと漫画で育ってきたようなものです。子供の頃はテレビで放送されていたドラえもんを毎週楽しみにしていました。ドラえもんを知らないタイ人がいないと言えるほど大人気です。それから、ドラコンボール、聖闘士星矢、セーラームーン、スラムダングなど、次々のヒット作品がありました。今一番人気なのはONE PIECEと進撃の巨人かな。あと、となりのトトロや千と千尋の神隠しなどのジブリのアニメも大人気です。香港とシンガポールはどうですか?

 

しおり:日本の文化はどこでも人気ですよね。香港にも大人気だと思いますよ。日本が好きな香港人はいつもアニメや漫画を読んだり、JPOPを聞いたり…。最近では日本の映画を香港で公開する際、香港に上映プレミア会を開くこともあります。その際は、映画券を買って、お目当ての女優・俳優に会いに行こうとします。女優・俳優だけではなく、日本のシンガーやバンドも香港に来ることが多くなりました。また、香港人が好きなアニメや漫画はタイ人と傾向が似ていますね。たとえば、ワンピースと進撃の巨人。進撃の巨人の映画も香港に公開されて、話題になっていましたよ!

 

ロジャー:シンガポールも昔からアニメがテレビで放送していたので、日本は身近な存在です。もちろん、ローカリゼーションで英語と中国語に通訳されていました。昔はタイと同じで、ドラえもんやセーラームーンやポケモンが大人気で、今はポケモンやバンガードや妖怪ウォッチといったアニメが人気です。もちろん、世界的に人気なONE PIECEと進撃の巨人も人気があり、大人も夢中です!タイと香港と異なるかもしれない点は、アニメの影響で、シンガポールでは毎年アニメに関するイベントが開催されています。最大のイベントは、年末のAFA (Anime Festival Asia)。ここでは、アニメグッズの商売と宣伝だけではなく、有名なアニメの声優、アニメテーマソングの歌手も招待して、コンサートも開催されます。

 

しおり:やはり日本アニメ文化は昔から現在に至るまで世界中でも大人気ですね。最近香港では昔のアニメも再び人気になっています。たとえば、セーラームーンですね。セーラームーンは香港テレビで再放送されています。その影響でグッズもとても人気です。そして、日本へ旅行するときも必ずセーラームーンなどの日本でしか買えないアニメグッズを買います。あと、香港でもアニメイベントもやっていますよ!たとえば、Comic World Hong Kong Rainbow Gala、夏祭、秋祭などです。会場にはコスプレイヤーが多く来場していて、グッズ販売もあります。アニメ文化が好きな香港人にはとても人気があるイベントです。ちょっと前には香港では刀剣乱舞というゲームが流行っていて、刀剣乱舞カフェなんていうのもありましたよ。シンガポールとタイはこういったアニメカフェはありますか?

 

エー:タイではキティカフェ以外はそのようなアニメカフェやイベントはあまり聞きませんね…。メイドカフェはありますが、高くて若者はとても入れない値段です。あと、しおりさんが刀剣乱舞のことを話していて気づきましたが、ゲームも一つの日本のサブカルチャーと言えますね。タイでは日本のゲーム機も昔から今日まで変わらず人気で、任天堂のファミコンの時代から今のソニーのプレーステーション4まですごく売れています。人気のゲームやソフトは変わっていきますが、スーパーマリオ、ウイニングイレブン、ファイナルファンタジーなどはタイ人のゲーマーはほとんど知っていますよ。今はパソコンゲームと携帯ゲームアプリに変わって、ゲーム機を買う人は少なくなっていますが、そんな人気なゲームもゲームアプリとして次々と登場していますよね。

 

しおり:私はあまりゲームをやっていませんけど、昔はよくスーパーマリオをやっていましたよ。なんか懐かしいですね。ロジャーさんとエーさんは何のゲームをやっていましたか?笑

 

エー:昔はよくやっていたましたが、今は時間があまりないので、移動中にスマホゲームをしています。でも、タイの渋滞がひどいせいか、移動中だけでもレベルがかなり上がってしまいました。笑

 

ロジャー:スーパーマリオ、やりました!(笑)シンガポールではPCゲーム、ゲーム機、携帯ゲームは人気ですよ。世界舞台で活躍しているプロゲーマーから、電車で携帯ゲームに夢中なOLまで、本当に沢山のシンガポール人がゲームをしていますが、私が一番好きなゲームはファイナルファンタジー(FF)シリーズです。FFの影響でJRPGがシンガポールに人気になって、ゲームの物語性も高くなりました。こうした背景もあり、シンガポールではゲームイベントもよくあります。ゲーム機とボードゲームカフェも人気です。(テーマカフェはあまりありませんが…。)ゲームはシンガポールで認められた業界ですよ。若いCGデザイナーとかプログラマー達は日本の会社に憧れています。しおりさんはゲームをあまりしないようですが、J-POPをよく聞くそうですね?

 

しおり:音楽は好きだから、いつも日本の歌を聞いていますよ。色々な歌を聞いていますが、好きなグループなら、断然嵐とモーニング娘。です。他のアーティストならたとえば西野カナ、いきものかがり、MISIAなど。エーさんは?

 

エー:僕も日本の音楽が好きです。日本語が勉強したいと思い聞き始めたのがきっかけで、X-JAPANから開始しました。ジャンルでいうと、J-ROCKが好きかな。X-JAPAN、LUNA SEA、l’arc-en-ciel 最近なら ONE OK ROCK、これらのバンドはタイでコンサートもやったことがあって、僕は全部行きました!笑 J-POPは個人的にSalyuが好きですが、タイで人気なのは宇多田ヒカル、嵐やKAT-TUNなどのジャニーズJrの男子アイドルグループ、そしてAKB48です。

 

しおり:コンサートまで参戦されているのはすごいですね! タイには日本のアーティストはよく来きますか?

 

エー:うーん、すごく有名なアーティストは年に1−2回くらいかな。来年の1月にONE OK ROCKがタイでの2回目のコンサートをやる予定で、僕も行きます。 笑 香港ではよく日本のアーティストのコンサートはありますか?

 

しおり:香港も来年1月One OK Rockのコンサートがあります。あと、安室奈美恵さんも香港コンサートの予定があります。日本アーティストのコンサートはあまりないけれど、最近よく日本アーティストのコンサートの中継がありますよ。

 

ロジャー:シンガポールももうすぐONE OK ROCKのコンサートが開催されます!楽しみです! 日本アーティストのコンサートの中継はシンガポールもありますね。ただ、シンガポールでは中継より、イベントが多いです!一年で何回か邦楽コンサートが開催されています。(先のAFAイベントにも含めます)シンガポール人に人気のアーティストはタイと香港とほとんど変わってないで、LUNA SEA、ONE OK ROCK、X JAPAN、宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、BoA、L’arc~en~Ciel、シド、KARA、EXILE、嵐、Kinki Kidsなど。

 

エー:やはり日本の音楽はアジアでまだまだ人気がありますよね。日本のエンターテイメントといえば、映画とドラマも話さないと。タイではもちろん一番人気はハリウッド映画ですが、日本映画もサブカルチャーとしてファンもかなり多いです。特に怖い話が大好きなタイ人は「呪怨」などのJ-Horrorが大人気です。あと、「るろうに剣心」や「進撃の巨人」など漫画から映画化された作品も人気です。ドラマは韓国ドラマも大人気ですが、日本ドラマも毎週放映されているチャネルがあるので、人気です。「龍馬伝」などの時代劇もやっていて話題になったし、あと、「半沢直樹」も大人気でした。タイで人気な俳優は木村拓哉さん、綾瀬はるかさんとかかな。タイのアジアエンターテイメント歴史は、20年前には香港の映画やドラマが一番で日本が2番目人気でした。今一番は何と言っても韓国で、2番は日本です。1番になれませんが、安定感があり、いつの時代でもファンがあるということ、それは日本エンターテイメントの凄さだと僕が思いますね。

 

ロジャー:それは重要なポイントだと思います。確かに、今に至るまで日本のエンターテイメントは独自性があります。25年前シンガポールでは日本のエンタメブームでしたが、今でもシンガポールにファンが沢山いるって、本当に素晴らしいことと思います。タイとちょっと違うのは、日本の映画より、ドラマの方が流行っています。勿論、世界的にも話題でエーさんも仰っていた「るろうに剣心」と「進撃の巨人」は人気でした。しかし、それ以上に「半沢直樹」、「プロポーズ大作戦」、「1リットルの涙」などドラマがシンガポールで話題になった時期もありましたね。「古っ!」と言われるかもしれませんが、私はまだ落語を中心してるドラマ「タイガー・アンド・ドラゴン」が好きですね。

 

エー:シンガポールで人気な日本俳優は誰ですか?そしてロジャーさん自身の好きな俳優はいますか?」

 

ロジャー:そうですね。今人気があるのは新垣結衣、堺雅人、佐藤健、長澤まさみ、山下智久、嵐のメンバーなどですね。個人的に好きな俳優は、香川照之さんですね。確かな演技力と、特に悪役をやるとき、役を演じる上で何か「新鮮」な感じがあります。エーさんとしおりさんは?

 

エー:香川照之さん、いいですね。個人的に私は堺雅人、綾野剛、宮崎あおい、蒼井優、二階堂ふみ、吉高由里子が好きでどんな映画に出てもまず、見たいと思いますね。あ、好きな女優は多すぎかな 笑 しおりさんは?

 

しおり:エーさん、わたしも宮崎あおいと吉高由里子が好きですよ♪好きなドラマといえば、宮崎さんの篤姫、吉高さんの花子とあん。わたしは一番好きなのは大奥ドラマシリーズとその映画、JIN仁です。来年もなんと11年ぶり大奥ドラマを放送の予定です。これはとても楽しみです 笑。 もちろん他のドラマもいいと思っていますよ。たとえば、香港でも半沢直樹はすごい人気でした。

 

エー:しおりさんは時代劇のドラマがお好きなようですね~。香港ではよく映画館で日本映画を上映したりしていますか?

 

しおり:わたしは歴史ものが一番好きですから、時代劇を見ると心が落ち着きます。香港では日本映画を上映していますけど、台湾より少ないと思います。上映される映画はいつも大物俳優が出演しているものです。

 

エー:そうですか、みなさんと話してやっぱり日本のエンターテイメントはすごいと改めて実感しました。今度はまたアジアの色々な事を話しましょう。

 

 

 

ありがとうございました!3人とも日本人の私よりも日本のエンターテイメントに詳しくて、びっくりしました。笑
まとめと致しましては、嬉しいことにタイ、シンガポール、香港ではこの20年間日本のサブカルチャーは日本の外のアジア諸国でも安定した人気を誇ってきました。3カ国において人気のあるアニメ・映画・ドラマ・俳優・女優にそこまで差異はないものの、サブカルチャーの副次的な楽しみ方、いわゆる「メディア・フランチャイズ」(日本でいうメディア・ミックス)の形態が各国によって異なる点と、そして、新たな日本のサブカルチャーとしてゲーム産業の勢いも見逃せません。故に、世界に通ずる日本のエンターテイメント、一方で各国に適した日本のエンターテイメントの楽しみ方を提案する必要性があるのではないでしょうか。

 

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