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ミャンマーの今、日本企業のサービスはどこまで進出したか?

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みなさんはじめまして。ミャンマー特派員のkaiです。

私がミャンマー最大の商業都市・ヤンゴンに暮らし始めてからまだ1年半程ですが、

目まぐるしいスピードで変化する街の様子を日々肌で実感しています。

2014年には、ミャンマーで31年ぶりに国勢調査が実施されました。

それによると、ミャンマーの人口は5,148万人、平均年齢27.1歳。

国全体でみればまだまだ貧富の差は大きく、富裕層及び中間所得者層の絶対数も少ないものの、

ヤンゴンやミャンマー第2の都市・マンダレーに限って言えば、

ここ1、2年で市民の購買意欲は確実に高まり、消費行動にも変化が見られるようです。

 

現在、そんなミャンマーの企業や消費者に向けて、

日本企業はどれほどサービス展開を進めているのでしょうか?

ミャンマー日本商工会議所によると、

日本企業会員数は2015年6月末時点で247社。2011年の民政移行前に比べると、約5倍も増えたそうです。

 

今回は、私が把握しているレベルですが、

ミャンマー人向けサービスを展開する主な日本企業を、業種ごとにご紹介します。

 

[消費者向け]

自動車…トヨタ(ショールーム開設)、日産(ショールーム開設、小型車生産)、

マツダ(ショールーム開設)、いすゞ(トラック生産、アフターサービス)

電化製品…パナソニック(家電、家庭用美容機器ホームエレベータ等)、

ソニー(家電)、日立(エレベーター他)、三菱電機(家電、エレベーター、エスカレーター)

電子製品…キヤノン(カメラ、複合機)、富士フィルム(カメラ)

化粧品…カネボウ、資生堂、KOSE

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ショッピングモール内の化粧品ブース

 

衛生用品…ユニチャーム(ミャンマー大手日用品会社を買収)

美容…ロート製薬(化粧品製造・販売、ビューティスパ運営)

食品…エースコック(即席麺販売)

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エースコックがミャンマー市場向けに開発した即席麺

 

飲料…アサヒ(合弁)、キリン(ミャンマー大手ビール会社を買収)、

伊藤園「おーいお茶」他、大塚製薬「ポカリスエット」

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ポカリスエットの屋外広告

 

衛生用品…ユニチャーム(ミャンマー大手日用品会社を買収)

美容…ロート製薬(化粧品製造・販売、ビューティスパ運営)

外食…「大阪王将」、「赤から」、「山小屋ラーメン」(いずれもフランチャイズ展開)

小売り…「ダイソー」(100円ショップ、フランチャイズ)

教育 …学研(算数教室)

自動車修理 …坂井モーター

SNS…LINE(国営のミャンマー郵電(MPT)と提携)

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LINEは若者が集まるショッピングモールや大学等で積極的にユーザ獲得イベントを実施した

 

[企業向け]

・建設設備 …新日本空調

・物流 …日本通運、上組(港湾物流)、国分(食品卸)

・オフィス機器 …富士ゼロックス、コニカミノルタ

・セキュリティ …セコム

・建設機械リース …ワキタ(建設機械製造)

・塗料 …関西ペイント

・ガス …岩谷産業

・医療用酸素 …北島酸素

 

今年9月23日には、日本とミャンマーが官民挙げて開発してきた「ティラワ経済特区」(SEZ)が開業し、

これまでインフラや輸送手段等の問題があった製造関連の企業進出も始まっています。

 

[ティラワ経済特区の主な日系テナント]

・ワコール(女性下着の製造)

・王子ホールディングス(段ボール生産、製品や原材料輸送)

・エースコック・ミャンマー(インスタント麺の生産)

・フォスター電機(自動車用スピーカーの製造)

・クボタ(耕耘機や農業機械の輸入販売と組立)

・江洋ラヂエーター(自動車のラジエーター生産)

 

また、今年は日本の3大メガバンク(三菱東京UFJ、みずほ、三井住友)がヤンゴンに支店開設を開設。

進出企業が必要とする金融サービスを提供する等、

様々な面で進出し易い環境が整いはじめています。来年以降、日本企業のミャンマー進出は、ますます加速するでしょう。

(アジアクリック.ミャンマー担当/kai)


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