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台湾人が見る鴻海SHARP買収ニュース観点~sharp買収理由?中編

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こんにちは、台湾特派員のチャニンです。

今回は前回のテーマに続いて、SHARPを買収した鴻海についてお話します。

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そもそもなぜ、既に世界的な成功を収めている鴻海はSHARPを買収したのでしょうか?それは鴻海として一番大事なクライアント―アップルと深い関係があります。昨年の鴻海全体の売り上げの約38%、今年は50%がアップルによるものと言われています。しかし、今現在の鴻海の役割はiPhoneを組み合立てているだけにすぎません。iPhone部品コストで最も高いのはスクリーンです。SHARPはメインベンダーであり、高い技術力を持っているので、iPhoneとより密接な関係を築くための、千載一遇のチャンスでした。

また、グローバル企業であるにもかかわらず、これまでの事業はODMとOEMがメインなので、利益率そのものはあまり高くありません。故に、近年鴻海は台湾で数々のブランド会社を買収あるいは株式を購入し、技術力に投資してきました。ただ、これまで買収した会社の中でSHARPのように有名なブランド会社はなかったので、今回の買収はインパクトのみならず、技術力の面で大きな転換となることが期待されています。

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最後は、最大のクライアントであるアップルの競合である-サムスン電子もsharp買収を促した要因として考えられるでしょう。鴻海はiPhone7のスクリーンを自社で生産したいと常々考えているようですが、一方のサムスン電子はOLED技術を採用するベンダーなので、sharp買収はサムソンに対抗できる大きな足掛かりとなるのではないでしょうか。更に、巷では今回の買収はApple TVと関係があるとも噂されています。アップル側がこれを否定しているので何とも言えませんが、いずれにしても、鴻海は組み立てるだけではなく、Sharp買収を契機として自社で開発を行うことが出来る企業に大きな変貌を遂げるのではないかと、台湾では期待されています。

(アジアクリック・台湾特派員/チャニン)

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