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イスラム中間層向けに「高級イメージ」でブランドを建て直したヤマハミュージックのPR方法とは?

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こんにちは、アジアクリックシンガポールスタッフのHinaです。
今日は日本企業の皆様にも馴染みの深いブランドのイスラム世界に対しての成功事例を4回に分けてシェアします。

2030 年には世界人口の26% に達すると推計されるイスラム人口。ムスリム人口の国別上位 10 位のうち、4 位までがアジアで1位はインドネシア。またマレーシアはイスラム世界のハラル(イスラム合法)ハブになっており、人口3000万人に対しマレーシアを訪れる外国人観光客が2500万人と日本の2.5倍。私たち日本人の日常には遠く思われるイスラム教徒だが、シンガポールを中心とするASEANでは日常であり、日系各社もイスラム市場の取り組みをASEANマーケットからはじめている。今回はその成功事例ならびに、どこから手を付けるべきか、以下に実例を紹介します!

ヤマハ・ミュージック・インドネシア・ディストリビューター(インドネシア)

2012年で教室開発から40周年を向かえたヤマハはインドネシアで約3万9000人の生徒
を抱える楽器販売と音楽教室のいずれでもインドネシア国内ではライバルは見当たら
なかったが2000年に入ってから2万人台を行ったり来たりする横ばい状態にあった。
そこでディーラーの猛反対を受けながらも2007年から3年がかりのてこ入れ策として
導入に踏み切ったのが老朽化していた教室の施設や機材などの全面リニューアル「店
舗標準化プロジェクト」であった。

2010年、インドネシアではついに1人当り名目GST(国内総生産)が3000ドルを超
えた。3000ドルは耐久消費財の普及が加速する目安と言われている。つまり、中間所
得層が生まれ始めたことを意味する。となれば、高価な楽器を手にする中流層も徐々
に厚くなるはずとヤマハはそう踏んだ。実際、近年、ジャカルタ市内には大型ショッ
ピングセンターモールが次々に建てられ、店内には海外の高級ブランド商品が並んで
いる。

高価格のサービスとしてのブランドを立て直すべき行われたPRの狙いは「標準化プ
ロジェクト」の全面リニューアルに伴う「質」の向上とブランドの再構築を軸にした
ものであった。

教室の施設への再投資、講師へのレッスン料を1600円から4000円へと一人当たりの平
均授業料を値上げ、新しい楽器の導入、建物の外装などによる高級イメージへの転換
等を行いリニューアル後の生徒数は50%増え、ディーラーは35社が新たに加わっ
たのです。


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